*

構造材作り・木材の加工 2014-03-06

公開日: : 古民家アップサイクル

メリハリをつける

今日から、作業開始を8時半にすることになった。作業時間のメリハリをつけて、できるだけいろんな作業を進めたい。

かとちゃんは引き続き柱や桁などの構造材を作り、私は軒の野地板の加工、社中とナカヤマさんは構造材の解体をすることにした。

構造材の位置を変える

DSCF4253

今かとちゃんが柱を作ったり、軒桁を作っている上写真部分の、軒の構造の位置を変更することにした。今の状態だと、軒の位置が揃わない。

DSCF4254

柱1本分、軒の柱の位置がずれているので、上写真の赤い、ベンガラが塗ってある柱と桁を一度外して、かとちゃんが古材を再利用して作ることになった。

DSCF4259

柱を外すために外廊下を少し外し、ところによりチェーンソーでぶった切って解体していった。

軒の野地板を加工する

DSCF4255

私は野地板の加工をした。溝切り、という、電動丸のこと見た目は一緒の工具で、あいじゃくり加工をする。溝切りは電動丸のこと違い、刃の厚みが20ミリ近くあるのが特徴。

DSCF4256

刃の厚みがあるので、上写真のような加工が1回のカットでできる。以前引き戸の敷居を、電動丸のこで何回もカットして作ったことがあるが、溝切りがあれば、楽に、きれいに敷居や鴨居、あいじゃくり加工ができる。

便利な道具こそどんどん使いたいが、それを買うかどうかは使用頻度とお金の相談になる。うーん、欲しい。できればいろんな道具が欲しい。

目透かしとは

DSCF4257

あいじゃくり加工で、1枚の板に掘る溝の幅を同じにして、板同士がぴったりくっつくようにすると、木材の収縮や経年劣化に伴って、あとからスキマができてしまうことがよくあるそうだ。

どうせスキマができるなら、始めからある程度のスキマを作っている方が目立たないし、見栄えがよい。

上写真のように、溝の幅を変えて、あえてスキマをつくるあいじゃくりのやり方を、目透かしというらしい。個人的にはけっこう好き。

夏目と冬目

DSCF4258

木材には、夏目と冬目がある。

夏目は、夏に成長した箇所で、上写真の白いところ。冬目は、冬に成長した場所で、赤いところ。

木材は頂点部分の成長点は上に、それ以外のところは横に太る、肥大生長をする。夏には成長が盛んな分大きくなるが、その分密度が薄く、弱い。冬は少ししか成長しないけど、密度が高く、強い。木材は、弱い夏目の方から腐っていく。

経年劣化でボロボロになる夏目の部分を、ワイヤーブラシで削っておくと、表面の夏目の下にある強い部分が表に出ることになるので、強度がでるらしい。やすりがけにもなって、見た目も良くなる。

DSCF4265

36枚分、ワイヤーブラシで削っていった。結構疲れる。サンドペーパーや電動サンダーだと、冬目も削ってしまうので、仕上げはワイヤーブラシが良さそう。

勾配の墨付けのやり方

DSCF4262

解体が終わって、次にかとちゃんに教わりながら、社中は垂木のカットをしていった。

角度がある屋根の垂木は、その屋根の角度の切り口にカットをする。建築では、4/10勾配など分数や、4寸勾配などで傾斜を表わす。4寸勾配は、1尺(約30.3cm)横にいくと、4寸(約12.1cm)上にあがる傾斜のこと。

サシガネで、この傾斜を簡単に引く方法を教えてもらった。

4寸勾配の場合、斜線を引きたい材の上に、サシガネの目盛りの10cm、もう一方を4cmのところにあてる。4cmにあてたところの辺で、線を引けば、できあがり。

ジャスティ―などの角度定規を使えば、サシガネで斜線を引く必要もないが、サシガネは便利だということを、教えてもらった。

DSCF4263

電動丸のこは、電動工具の中ではかなり便利で使用頻度も高いものだけど、怪我もしやすいので、かとちゃんが丁寧に教えていた。

DSCF4264

角面取りカンナで、垂木の角を丸くしていった。

梁を入れる

DSCF4260

DSCF4261

かとちゃんは古材をうまく使って、梁を入れ直していた。柱にわずか15mmほどの切れ込みを入れて、梁をひっかけるように載せると、とても支持力があるらしい。切れ込みは深すぎると柱が弱くなってしまって、良くないようだ。

さくさく梁を入れ直すという作業をしていたが、曲がった材同士に、うまくかみ合う切れ込みをいれて組むのは、プロの技だ。

ボルトで固定する

DSCF4267

DSCF4268

隣の梁も入れて、ボルトで梁同士が押しつけ合うように固定した。ボルトの固定は、インパクトドライバーでできるらしい。こういうボルトなどで木材を固定するのは、まだ自分でやったことがないので新鮮だった。

DSCF4266

梁の端の方は、ネジのように打ち込めるボルト、コーチボルトで固定していた。いろんな金具がある。

宮原さん登場

DSCF4269

重機を貸してくれていた、宮原さんがやってきて、ピンクのトラックで、重機を積んで帰った。重機がなかったら、おそらくまだ解体をしていただろう。4月に、また貸してくれるそうだ。

梁の接いで作る

DSCF4270

軒用に長さがちょうどいい木材がなかったので、かとちゃんは2本の太い木材を接いで(はいで)使うため、複雑で強度がすごくありそうなホゾを作っていた。

梁もそうだったが、見てるとあっという間にホゾをつくっていた。やっぱりプロってすごい。

DSCF4272

暗くなる前に、梁ができた。施工は明日のおたのしみ。

DSCF4273

暗くて見えないが、明日はここの軒を作って、雨が降っても大丈夫な状態まで作るのが目標。かとちゃんがいられるのが明日までなので、いろいろ教わりつつ、作業はできるだけ進めたい。教えてもらったことが多くて、とても全部は書けなかった。今日はこれでおしまい。

 

 

前の日  次の日

adsense

関連記事

解体後の片付け・ミーティング 2014-02-26

昨日で、解体作業はほぼ終わったので、今日はその後処理をしていく。 母屋露出部分の養生

記事を読む

軒増設・建具手直し 2014-04-08

かとちゃん再来 エコロン工事が終わるまで、おそらくこのまま作業日が続くことになるので、6日、7日と

記事を読む

床剥がし・柱の交換 2014-03-05

昨日に引き続き、かとちゃんは新しく入れ直す柱の準備、社中・ナカヤマさん・私の3人は、床剥がしに取りか

記事を読む

瓦ロケットストーブづくり・蔵の片付け 2014-02-11

久しぶりに天気が良くて、1日作業が快適にできそうだ。今日はまずは、煮炊き用&瓦活用でロケットストーブ

記事を読む

山口最終日 2014-12-09

山口を離れました 先日電気工事の区切りもついたし、本格的に寒くなってきたので、山口から引き上げて地

記事を読む

蔵の屋根の解体 2014-02-16

瓦を昨日捨て終わったので、今日は蔵の解体を再開する。 西本さん、フルで活躍 またまたこち

記事を読む

瓦の処理 2014-02-15

瓦をひたすら捨てる 今日の作業は、13日に落としまくって割れた瓦を捨てること。単純だけど、人力でや

記事を読む

軒の雨仕舞い・アースバッグベンチ 2014-03-11

休み中の出来事 今週も、ガラム(ナカヤマさん)の友人がやってきた。交友関係が広い。

記事を読む

重機で蔵の解体 2014-02-22

重機! ユンボがあるので、まずは手前の蔵の解体からしていく。がその前に、もう少し手作業で解体をした

記事を読む

蔵2階の解体 2014-02-19

昨日休みで、ゆったりできたので、だいぶ体力が回復した。先日から引き続き、蔵の解体を進める。 今さら

記事を読む

adsense

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


畑の小屋直し総括 ~2017-08-30

畑の作業小屋、だいたい直しました 畑に打ち捨てられた小屋があったので

no image
近況 2017-08-26

はいどうも。先月からもっと更新頻度あげるつもりでしたが、やってませんね

畑仕事 〜2017-6-27

一応、目標通り6月中に更新できました。沖縄は梅雨が明けて、日差しがとて

→もっと見る

adsense

  • モッピー!お金がたまるポイントサイト
  • follow us in feedly
  • 2018年9月
    « 8月    
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30  
PAGE TOP ↑