インパクトドライバー(いんぱくとどらいばー)
セルフビルドの2×4工法に、必須の電動工具
2×4工法で家づくりをするときには、必須の電動工具。主にドライバービットを付けて、コーススレッドなどのネジ釘を使うとき、ドリルビットをつけて、穴を開けるときに使用する。
ドリルドライバーとの違いー回転方向への打撃
ドリルドライバーという、電動のドライバーとの違いは、回転方向に打撃(インパクト)が加わること。打撃が加わることで、2×4材などのやわらかい木なら、下穴を開けずにネジ留めすることができる。
まずはインパクトドライバーがおすすめ
90mm以上の長めのコーススレッドは、ものにもよるがドリルドライバーでは力が不足するので、まずどちらか1つ買うなら、インパクトドライバーがおすすめ。ホールソーなど、ドリルドライバー推奨のビットもあるので、できれば両方あると便利。インパクトドライバーはネジ締め用、ドリルドライバーは穴あけ用にすれば作業効率も良い。
インパクトドライバーは、ビット(先に付いている金属部分のもの)のシャンク(ビットのお尻、固定する部分)の形が六角形のものしか使えないタイプが多い。取り外しはワンタッチで便利だ。上写真、下リンク右のような、チャックと言うアタッチメントを使えば、六角形以外の丸いビットも使用できる。
コード式とバッテリー式のメリット・デメリット
コード式と、バッテリー式があるが、それぞれ一長一短である。
コード式は丁寧に使用すれば長持ちするが、電源コードが作業には邪魔で、コードを引っ張って本体を持ち運んだりすると、接触不良を起こす。
バッテリー式は作業がとてもしやすいが、バッテリーがへたれるので2個は必要(1つ使用中に1つ充電する)で、消耗品なので、定期的にお金がかかる。
初めての購入で、たまに使う程度なら、ホームセンターの安い自社ブランド製品で試してみるか、上写真、下リンク左のリョービのコード式がおすすめ。たまにしか使わないならコード式、電源が近くにない、高所作業が多いならバッテリー式が良いだろう。
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