L字金具(えるじかなぐ)
公開日:
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最終更新日:2014/01/03
家づくり用語集
名前の通り、L字の形をした金具のこと。幅広金具。ボルトとコーススレッドを打ちこめるように、下穴があいてある。
束柱に支えられない土台の接合など、木材と木材の接合部分でなどに用いる。建物にかかる荷重を支える、強度が必要な部分に使うことが多い。
具体的にどう使うのかー独立基礎の場合
上の図のような、土台を、独立基礎を使って作るとする。左上の部分で説明する。
束柱と土台の太さが同じなので、束柱の上には土台1本分の幅しかのせることができない。上の図では、土台Bのみが束柱の上にのって、土台Aは束柱には支えられていない。
このときに、土台Aと土台Bをつなぐため、土台Bの側から長めのコーススレッドを打ちこむのも1つの手。しかし強度的に心配だし、コーススレッドはせん断力に弱いため、あまりおすすめではない。
束柱と土台をつなぐ
そこで、L字金具を使う。土台Aと束柱をつないで固定する。固定自体にはコーススレッドを使うが、複数本打てることと、ボルトも併用できるので強度はあげることができる。
図を簡略化して作ったので、土台AはL字金具によってしか支えられていない。物置ほどの小屋程度なら大丈夫だが、束柱の数を増やす方が荷重を支えられることは間違いないだろう。
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